糸満市

糸満市は県内を代表する漁師町。旧暦5月4日に行われ、航海の安全や豊漁を祈願する爬竜船レース「糸満ハーレー」は毎年熱気を帯びる他、県内唯一の水産高校・沖縄水産高校も糸満市にあります。
かまぼこなどの水産加工業も盛んで 外側がかまぼこ、内側がご飯の「バクダンおにぎり」発祥の地です。
沖縄戦当時、本島南部へと追い詰められた日本軍と米軍が激戦を繰り広げ、住民も含め特に多くの人々が犠牲になったことから「平和祈念公園」「ひめゆりの塔」など、平和を世界に発信する場所も多く存在します。

面積 46.63km2
総人口 59,938人 (推計、2018年8月1日時点)
人口密度 1,285人/km2
市の木 ガジュマル
市の花 日日草
市の花木 ブーゲンビレア
市の魚 ハマフエフキ(方言名:タマン)

沖縄本島最南端に位置する糸満市は、県内を代表する漁師町として古くから栄えてきました。1900年代初頭には沖縄全体の漁業従事者の6割にあたる約4000人が糸満の海人(うみんちゅ:漁師)だったと言いますから「県内ダントツの漁師町」です。

それゆえ、漁業にまつわる発明も数多くあります。その代表格がミーカガン(水中メガネ)。1884年に「糸満のエジソン」と称される玉城保太郎が考案したミーカガンは、今のように水中メガネがなかった時代、当時度重なる潜水で眼病に苦しめられていた多くの漁師を救い、漁業効率を格段にアップさせました。

男たちが取ってきた海産物を県内各地の市場で売りさばくのが、女たちの仕事でした。売れ残った魚のすり身と野菜で作った揚げかまぼこは今も昔も大人気のスナック。この派生形が今やコンビニでも見ることのできる「バクダンおにぎり」です。さまざまな具材の入ったおにぎりをすり身で包んで揚げた、外はかまぼこ、内はおにぎりの新食感。今回のエイドステーションでも提供される、糸満いち押しグルメです。

カラフルかつ鮮やかに光を受ける琉球ガラスも、糸満市の伝統工芸品のひとつです。県内最大のガラス工房・琉球ガラス村があり、たくさんの職人さんが作品を制作している様子を見られるだけではなく、コップや花瓶、置物などなどさまざまな商品を手に取ったり、実際に制作体験ができたりします。
赤々と熱されたガラスにパイプから息を吹き込み膨らませる作業中。気をつけるのはほぼこの一点のみ。必ず言われます。「絶対に吸わないでください」

本島を最南端で折り返す喜屋武岬は、その東側を太平洋、西側を東シナ海に大海を分けています。喜屋武の語源は「極み、突端」。最南端の岬にふさわしい堂々たる名前です。

2006年に埋め立て地でオープンした新しい「美々(びび)ビーチ」は、周辺のホテル開発も進んでおり、リゾートとしてのイメージを率先して定着させています。
鎖国自体の日本で遭難してアメリカに渡ったことで知られるジョン万次郎が上陸したことが名前の由来にもなっている「ジョン万ビーチ(大渡海岸)」は、リーフの外のサンゴ群生を見ることができる絶景スポット。

沖縄戦当時、本島南部へと追い詰められた日本軍と米軍が激戦を繰り広げ、住民も含め特に多くの人々が犠牲になったことから「平和祈念公園」「ひめゆりの塔」など、平和を世界に発信する場所も集まっています。
平和祈念公園内にある「平和の礎」は、沖縄戦での戦没者の名前を、軍民国籍問わず現在24万人余の名前を刻んでいます。そのデザインコンセプトは「平和の波 永遠なれ(Everlasting waves of peace)」。屏風状に並んだ刻銘碑は世界平和への波を広げるようイメージされています。

いつもいつまでも、笑顔でマラソンを楽しめる平和な世の中が続きますように。

特産品

美らキャロット&きんび人参

ばくだんおにぎり

中村さん家のゆかりたまご

完熟ドラゴンフルーツ手作り石けん